ドルトムントCEO バイエルン1強を認める?
ブンデスリーガは現在バイエルン・ミュンヘンがリーグ4連覇中で絶対的な強さで君臨している。
特に同じブンデスリーガチームからの補強も多く他チームは戦力的にも弱体化され来季もバイエルンの1強時代が続くと言われている。
これには、ブンデスリーガの発展にならないと非難の声をあげる者もいる。
昨期リーグ2位のドルトムントからもほぼ毎年主力選手がバイエルンに引き抜かれている。
近年は、マリオ・ゲッツェ(ドイツ代表)やロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド代表)そして今回はマッツ・フンメルス(ドイツ代表)だ。
ドルトムントはリーグ2位のチームで強豪とはいえバイエルンや他リーグのビッグクラブから選手を引き抜かれてるチームなのだ。フンメルス以外にもプレミアリーグにギュンドアンとムヒタリアンが引き抜かれている。
勿論、ドルトムントも若手を中心に補強を進めているが既にチームにフィットしていた1流選手と比べると心もとない。開幕から結果が残せるかどうか不透明だ。
そんな中、ドルトムントのヴァツケCEOは弱気と取れる発言を残している。
「バイエルンはフンメルスを獲得して打ち倒せないレベルにある。彼らと競うつもりはない。良いチームを作り、チャンピオンズリーグ獲得権を獲得したい。」
バイエルンの1強を認めるような弱気な発言とも取れる。
事実、来季もドルトムントを含む他のチームに取ってはバイエルンを倒しリーグ制覇よりも、4位以内に入りチャンピオンズリーグ獲得権を目指す方が現実的だろう。
しかし、いつまでもバイエルン時代が続くことはリーグをマンネリ化させてつまらないリーグにしてしまう。
プレミアリーグで奇跡の優勝を飾ったレスターのように来季はバイエルンを倒し他チームが優勝することがリーグ全体を考えると良いことなのだろう。