ドルトムントにゲッツェ復帰

21日、ドルトムントの公式ホームページはバイエルンからマリオ・ゲッツェの獲得を発表した。

ゲッツェは2013年夏にドルトムントからライバルチームであるバイエルン・ミュンヘンに移籍した。宿敵への移籍ということもありサポーターは裏切り者と激怒しており、未だに反感を抱く者も多い。

バイエルンでは期待通りの活躍をしたとはいえず、3年ぶりに古巣への復帰が正式に決まった。噂では、当時の恩師が率いるプレミアリーグ・リバプール移籍が濃厚なのではないかとさえ言われていたが、結局ドルトムントに戻るという選択肢を選んだようだ。

今夏に主力が何人も抜けたうえにロイスの怪我も気になるドルトムントとしては良い補強になったのではないだろうか。

しかし、以前ほどの輝きを放てていないゲッツェがコンディションを完全に戻してチームにフィットするにはしばらくの猶予を与えるべきだろう。

ロイス・香川・ゲッツェと並ぶ2列目を見てみたいと思うサポーターもいると思われるので、シーズン後半に入るまでには3人とも良い状態で同時にピッチに立てるようにしてもらいたい。

もちろんチームが優勝争いをしていなければ面白さは半減してしまう。

ゲーム内容はさることながら、結果にもこだわったシーズンを送れるように願いたい。

 

もちろん、日本人としては香川真司を1番に注目している。彼が2011年の頃のようにゲッツェとコンビネーションで敵陣を切り裂くのを楽しみにしている。