日本の新エース武藤の挑戦

最後の7回目です。

今回は武藤嘉紀(23歳)です。昨シーズンFC東京からマインツに移籍しました。

昨シーズンは移籍当初から目立った活躍をして、それまでエースであった岡崎慎司(現:レスター・シティー)のことを忘れさせる働きをみせた。

しかし、後半戦に突入した2月に怪我を負ってしまう。

その後、一度は復帰するものの再度怪我に見舞われてしまい後半戦を棒に振ることとなった。

2016−17シーズンは再び活躍することを期待されている。

 

日本代表としては2014年から呼ばれ出し、同9月9日のベネズエラ戦で代表初ゴールを決めた。

長らく新メンバーが現れずにほぼ固定メンバーで戦っていた既存の日本代表スタメンに風穴をあける象徴ともいえる存在だ。

怪我さえなければ代表にももっと呼ばれていて出場もしていただろう。活躍して不動のスタメンになっていた可能性もある(あくまで可能背の話)。

 

代表時のポジションは左サイドが主戦場だ。同ポジションは今シーズンより同じドイツで戦うことになっている宇佐美貴史と重なる。お互い若く今後の日本代表を長く引っ張る存在となる可能性が高い。

現日本代表は32〜27歳くらいが多い(長谷部・本田・長友・香川など)ので世代交代を徐々にしていかねばならない。実力でスタメンを奪う新しい若手がもっともっと出てきて欲しいが、一番手となるのは武藤で間違いないだろう。

 

まず、怪我を完全に治してマインツでスタメンとして2桁得点を目指してほしい。