原口元気の成長

6回目は、ヘルタ・ベルリン所属の原口元気(25歳)です。

浦和レッズから2014年5月にドイツ・ブンデスリーガの「ヘルタ・ベルリン」に完全移籍しました。ドイツに渡り2年が経過したところです。

今まで紹介してきた選手の中ではまだドイツでのプレーが短い方です。

主に、サイドのプレーヤーとして使われています。

得点こそ少ないですが、コンスタントに試合に出場しており、2015−16シーズンは32試合(リーグ戦)に出場しています。

 

日本代表では、2015年からコンスタントに招集されるようになってきました。FWの選手でありながら、ハリルホジッチ監督はトップ下やボランチ起用が多く最初は戸惑いが見られました。

最近の代表戦でもボランチ起用が多いですが、以前に比べて安定もしてきています。現在の代表は2ボランチの組み合わせが確立されておりません。

以前であれば、長谷部&遠藤でしたが、今は、長谷部(固定)でもうひと枠を競っているような感じです。山口・柏木・遠藤(レッズ)・柴崎などです。

そこに原口も加わったわけです。前線は香川・清武・武藤・宇佐美・本田・岡崎など人数は足りているため、原口がボランチで開花してくれたら日本代表にとってどんなに良いことでしょう。

攻撃力があり、ドリブルで仕掛けることが出来るボランチとは面白いです。

浦和レッズ時代は気性が荒くムラっ気のある選手だったと思いますが、今では成長したのか私の知らないだけなのか、そーいうところが減った気がします。安定した良い選手になったような気がします。

日本な新しいボランチ像になるかもしれません。また、ヘルタ・ベルリンでもスタメンで出続けてチャンピオンズリーグ出場にチームを導いていけるように頑張って欲しいと思います。